タイ５地域で「Jagat Coin Hunt」ブーム、私有地侵入など問題発生

【2025年1月22日】インドネシア発のモバイルアプリ「Jagat」の新規サービス「Jagat Coin Hunt」が、タイの5つの地域、バンコク、チェンマイ、チェンライ、プーケット、チョンブリーで開始されたことが話題になっています。このゲームは、アプリの指定するマップ上のポイントを依って、現実世界に隠されたコインを探すもので、隠されたコインは現金に訳換することが可能です。しかし、この流行に一部の地域で問題が湧出しています。

コインは私有地や公共の場所に隠されることがあり、これが問題の原因となっています。このゲームに熱中する主な対象は若者で、コインを探すために私有地に無断で入り込んだりする事例が増えています。チェンマイでは、住民からの訴えが増加しており、地方警察は調査に着手しています。

チェンマイの警察は、住民からの通報を受けて、私有地侵入などの行為に関する警告を公開しました。警察の説明によれば、このような行為は法的問題を引き起こす可能性があり、場合によっては犯罪になりうるとしています。警察は、ゲームの遊びは法律を守り、他人に迷惑をかけないよう呼びかけています。

「Jagat Coin Hunt」には、現金に訳換可能なコインが隠されています。コインは3種類あり、下記のような価値が設定されています。

• 鋼コイン: 500バーツから1,000バーツ

• 銀コイン: 20,000バーツ

• 金コイン: 200,000バーツ