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ケーンクラチャン森林郡は面積が464,000ヘクタールあり、プラチュアップキリカン県、ペッチャブリー県、ラーチャブリー県の3県にまたがるタイ最大の国立公園です。2021年にはユネスコの自然遺産に登録されました。そんなケーンクラチャン国立公園で、この度、心温まる光景が目撃されました。国立公園職員が、観光客のいない時間帯にマレーグマの母子がキャンプ場を自由に散策している様子を撮影したのです。
マレーグマは、東南アジアに生息するクマの一種で、近年はその数が減少しており、自然の中で目にすることは稀です。今回、母グマが子グマを連れて、人々が利用するキャンプ場を悠々と歩いている姿は、同公園の生態系の豊かさと、野生動物にとって安全な環境が保たれていることの証と言えるでしょう。
専門家によると、母グマが子グマを連れて開けた場所に出てくるのは、周囲に危険を感じていない証拠であり、国立公園の保全活動の成果が表れていると分析しています。
ケーンクラチャン国立公園は、タイ国内でも有数の規模を誇る国立公園で、多様な野生動物の貴重な生息地となっています。
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