|
|
2025年1月10日、ホアヒンに住むトランスジェンダー女性がSNSを通じて知り合った18歳の少年に財産を奪われ、「Sai Mai Must Survive」というFacebookページに助けを求めました。各報道が伝えています。
事件は1月4日、被害女性がSNS上でホアヒンのコミュニティグループに投稿していた少年と知り合ったことから始まりました。少年は友達を探していると述べており、被害女性とその友人たちは彼を誘って一緒に過ごしました。少年は一人でホテルに滞在しており、初対面の際にはお菓子や食べ物を振る舞い、優しさを見せて信頼を得たといいます。2日間にわたる交流の中で、少年は自身の過去や生活について語り、1月6日に故郷へ戻る予定だと話していました。
1月6日、少年は再び被害女性に連絡を取り、「次回ホアヒンに来る際に部屋に泊めてほしい」と依頼しました。女性は信頼してこれを承諾し、その夜は友人たちと出かけた後、少年とともに部屋に戻りました。最初は警戒していたものの、翌朝に仕事のため外出する際、少年を部屋に残したままにしました。帰宅後も少年が部屋にいたため、女性はさらに信頼するようになったといいます。その夜も一緒に出かけ、早朝6時ごろに戻り、女性は疲れて眠りにつきました。
しかし、午前8時から9時の間に目を覚ますと、以下の物がなくなっていることに気づきました。
iPhone 13 Pro(30,000バーツ相当)
iPad Gen 10(19,000バーツ相当)
銀行口座からの送金額:40,000バーツ
別の銀行口座からの送金額:1,700バーツ
現金:60バーツ
赤いホンダ・クリックのバイク(ナンバープレート:1 กณ 380 Prachuap Khiri Khan)
その後、女性はSNSを通じて少年の情報を調べたところ、彼がコラートで窃盗の指名手配を受けていることが判明しました。警察に通報しましたが、現時点でバイクは見つかっておらず、事件の進展もない状況です。このため女性は、「Sai Mai Must Survive」ページに助けを求めることとなりました。
この事件は、SNSを通じて信頼を築いた相手による犯罪であり、多くの人々にとって警鐘を鳴らすものとなっています。被害女性は現在も事件の早期解決と正義を求めています。
関連記事