プーケットでセーリングボート沈没、38人無事救助

 タイ南部プーケット県で2025年1月13日午後1時10分頃、セーリングボート「エミレイ888号」が沈没する事故が発生しました。ボートはチャロン港を出発し、ラチャ島への日帰り旅行を楽しむ観光客38名を乗せて航行中でした。

事故はラチャ島の北側、岸から1.6海里の海域で発生。「エミレイ888号」はカタマラン型のセーリングボートで、観光客を乗せた状態で突然浸水が始まり、徐々に沈没に至りました。

観光警察は救助センターや巡視船と連携し、現場に急行。また、近くを航行していた複数の観光スピードボート会社の船も救助活動に協力しました。この連携のおかげで、乗客38名全員が無事救助されました。

現在、当局は事故の原因を詳しく調査中です。初期の情報では、船体の損傷や整備不良が浸水の原因である可能性が指摘されています。また、観光シーズン中の安全対策強化が求められています。