タイ深南部パッタニー県でバイク爆弾が爆発、警察官6名とマレーシア人1名が負傷

2025年1月13日午前8時ごろ、タイ深南部パッタニー県の警察署近くでバイク爆弾が爆発し、6人の警察官と1人のマレーシア人が負傷しました。タイ国営メディアNNTが伝えています。

負傷者は地元の病院に搬送され、警察官の1人は胸部に重傷を負い集中治療を受けています。他の警察官5人は破片による軽傷を負っており、迅速な治療が行われています。また、負傷したマレーシア人は爆発当時、偶然現場近くを通りかかったとみられます。

爆発を受け、パッタニー志願防衛隊第2中隊を含む地元の治安部隊は、現場周辺の警備を強化しました。また、さらなる事件の発生を防ぐためにパトロールを増やし、地域内に複数の検問所を設置しています。

捜査当局は現在、爆発現場で証拠の収集や目撃情報の確認を進めています。事件の動機や犯行グループの特定に向け、全力を挙げて調査を行っています。

地元住民や観光客には、不審な活動を目撃した場合は速やかに警察に通報するよう呼びかけられています。現地当局は引き続き状況を注視し、住民の安全確保に努めています。

パッタニー県を含むタイ深南部では、過去にも治安に関連する事件が多発しており、今回の爆発もその一環とみられています。当局は、さらなる暴力の連鎖を防ぐため、地域全体の治安対策を強化する方針です。

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