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キユーピー株式会社(キユーピー)のグループ会社であるキユーピータイランド(KEWPIE (THAILAND) CO., LTD.、タイ国)は、既存工場内に新設した生産ライン※1※2を稼働し、2025年1月から本格的に生産を開始します。また、東南アジアでは同社グループ初の一般見学スペースを設けました(見学開始時期は未定)。
キユーピータイランドではオセアニア地域を中心とした輸出事業が好調で、2023年度のマヨネーズ類の輸出実績(売上金額)は2019年度比で3倍以上に急成長しています。急拡大する輸出需要に加え、今後も伸長が見込まれるタイ国内の需要にも対応するため、今回東南アジアで初となる高速充填ラインを導入し、従来の約2倍の生産スピードを実現しました。
また、同工場では2018年から太陽光パネルを設置し、CO2の排出削減に努めてきました※3。今回、新棟の屋上に太陽光パネルを設置し、工場全体の再生可能エネルギーの割合を約25%(2022年度実績)から約35%(2025年度予定)に引き上げます。
【タイ生産品目例】キユーピー マヨネーズ (輸出商品、オーストラリア家庭用)
会社概要
会社名 :キユーピータイランド(KEWPIE (THAILAND) CO., LTD.)
本社所在地 :タイ国 バンコク都
事業内容 :調味料、食酢、サラダ、調理食品の製造・販売
資本金 :268百万タイバーツ
設立 :1994年4月※4
工場概要
所在地 :タイ国 ラーチャブリー県
生産能力 :マヨネーズ類は年間約36,000t※5 (既存棟:18,000t、新棟:18,000t)
<タイにおけるこれまでの展開>
キユーピーは1987年、現地企業と合弁でタイに東南アジアで最初の現地法人を設立しました。2009年度からはキユーピータイランド※4を連結対象とし、調味料、カット野菜、卵加工品など、幅広い商品を製造・販売しています。グループの生産・販売・開発のノウハウを活用し、タイ国内の伸びと周辺エリアへの輸出拡大を進めています。
※4 1994年4月にタイの提携先であるサハ・パタナ社と共同で、キユーピータイランドの前身となる合弁会社を設立
※5 工場全体の生産能力は非公開
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