タイ観光警察、パタヤで不法就労の外国人ガイド4名を逮捕

パタヤの風景

2025年1月4日、タイ観光警察は東部チョンブリ県のビーチリゾート、パタヤで外国人4名（ロシア人3名、インド人1名）を不法就労の疑いで逮捕しました。この4名は観光ガイドとして活動しており、全員が労働許可証を持たず、観光ビザで滞在していました。各報道が伝えています。

チョンブリ県バンラムン郡（パタヤ）のバリハイ桟橋旅客ターミナルでの監視活動中、警察は容疑者らが観光客に対して書類を渡すなど、不審な行動を目撃。調査の結果、観光客のラン島への旅行を手配していたことが確認されました。

容疑者らは「無許可での就労」の罪で起訴され、現在、パタヤ署で法的手続きが進められています。

外国人が勤務することが禁止されている職業一覧

タイ政府は、外国人が就くことを禁止している職業を以下の通り明確に定めています（タイ労働省発令2020年より）：

1. 木材彫刻
2. 国内輸送機械運転または国内非機械運転（国際線空輸またはフォークリフトの運転を除く）
3. 競売
4. 宝石の切削や研磨
5. 散髪師、理容師または美容師
6. 手作業による機織
7. ござ織りまたはアシ、藤、麻、竹を原料とする加工用品の製造
8. 手すき紙製造
9. 漆器製造
10. タイ特産楽器製造
11. ニエロ細工
12. 金銀細工
13. 青銅器生産
14. タイ特産玩具の製造
15. 金属鉢の製造
16. 絹手工芸品の製造
17. 仏像の製造
18. 紙製または布製の傘の製造
19. 仲介業または代理店業（国際業務を除く）
20. タイ式マッサージ
21. 手巻きタバコ
22. 観光ガイドおよび観光業
23. 行商および露店業
24. タイ語のタイピング
25. 手作業による絹製糸
26. 秘書
27. 法律または訴訟に関する業務（タイ法以外に関連する紛争における仲裁支援または代理を除く）

これらの職業に従事することは、外国人に対して地域を問わず禁止されています。違反した場合、5,000～50,000バーツの罰金や退去強制が科される可能性があります。

https://www.thailand.go.th/useful-information-detail/007-010?hl=jp