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2025年1月4日、タイ中部ノンタブリー県バーンヤイ郡にあるナイトクラブが、午前4時まで営業していることや、客のIDカードを撮影して違法行為を行うグループに流出させていることなどを告発する投稿が、ある有名なFacebookページでシェアされ、話題になっています。
最新の報道によると、バーンヤイ警察署には、このナイトクラブを訪れた客が、IDカードを撮影されたというニュースを知り、証拠として被害届を提出するために次々と訪れています。警察は、このナイトクラブの事件専用の書類ボックスを作成する必要が生じるほどの状況です。
Aさん(44歳、仮名)とBさん(54歳、仮名)の夫婦は、大学3年生の娘(20歳)と共に、警察署を訪れ、被害届を提出しました。彼らは、12月30日午後9時頃、家族で新年を祝うために問題のナイトクラブを訪れ、警備員にIDカードの表裏と顔写真を撮影されたと述べています。さらに、一緒に来ていた友人5人も同様にIDカードと顔写真を撮影されたとのことです。被害者は合計8人に上ります。
Bさんは、「ニュースでIDカードの情報が他の目的で使われているのを見て、違法行為に利用されるのではないかと心配になりました。以前は、IDカードを見せるだけで、違法な物の所持検査を受ければ入店できました。今回の件で不安になり、家族と友人を連れて被害届を提出することにしました」と語っています。
大学3年生のCさん(仮名)は、「12月30日に家族や友人とナイトクラブに行った際、IDカードと顔写真を撮影されました。すると翌日31日、オンラインカジノのウェブサイトに誘導するメッセージと共に、知らない人からLINEの友達追加リクエストが届きました。すぐにLINEを削除してブロックしましたが、なぜオンラインカジノのメッセージが届いたのか疑問です。以前は、携帯電話にこのようなメッセージが届いたことはありませんでした。今後は、誰にもIDカードを撮影させません。このナイトクラブには懲り懲りです」と述べています。
報道によると、他の被害者にも同様のオンラインカジノのLINEメッセージが届いていましたが、被害者たちはすぐにメッセージを削除してブロックしたとのことです。
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