|
|
【2025年1月4日】マナポーン・チャローンシー運輸副大臣は、公共バス内で発生したセクハラ事件に関する苦情に対し、陸運局とバス運行会社に徹底した対応を指示しました。タイ国営メディアNNTが伝えています。
陸運局による調査の結果、男性乗客が隣の乗客に対し不適切な行為を行ったことが判明。車内スタッフは迅速に対応し、被害者を別の安全な席に移動させた後、警察への通報を勧めました。
マナポーン副大臣は、被害者が警察に報告を行う際、陸運局およびバス運行会社が全面的な支援を提供するよう指示しました。また、加害者に対する法的手続きが確実に進むよう、関係機関と連携して対応を進めています。
さらにマナポーン副大臣は、運行するバスにおけるセクハラ対応プロトコルの厳守を命じました。このプロトコルには、被害者の保護を最優先に迅速な介入を行うこと、さらに事件発生時には最寄りの警察署にバスを迂回させる対応が含まれています。
再発防止に向けて、バス運行会社には加害者に対する厳格な懲戒措置を徹底するよう求めています。同時に、安全基準の強化に向けた包括的な安全プロトコルの実施も指示されました。
マナポーン副大臣は「加害者の法的責任を追及することは重要な課題です。運輸当局とバス運行会社は協力して、公共交通機関の安全性と信頼性を高めるための包括的な対策を進めていきます」と述べ、国の交通ネットワークの安心感向上に向けた取り組みを強調しました。
運輸省は、セクハラ防止の取り組みの一環として、モニタリングの強化や職員の研修を実施する予定です。これにより、利用者が安心して公共交通機関を利用できる環境の整備を目指します。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=988037153360415&set=a.591685012995633
関連記事