バンコク・プロムポンのビルから無許可パラシュート、外国人3名を特定

©Bangkok after Dark | Jumping off Ikea Building | 4K より引用

バンコクで発生した無許可のパラシュート飛行事件について、タイ警察トンロー署は外国人3人を特定し、捜査を進めています。事件は2024年10月初旬、ショッピングモール Emsphereが入居するビル「EM TOWER」から行われたもので、関与した3人は既にタイを出国しています。各報道伝えています。

2024年11月25日、TikTokおよびInstagramの「Arman Kremer」というアカウントに、バンコク・スクンビット通りにある高層ビルの屋上から飛び降りた動画が投稿されました。動画には、ベンジャシリ公園に無事着地した後、オートバイで悠然と立ち去る様子が映し出され、「Bussness trip in Bangkok」というキャプションが添えられていました。この投稿はSNS上で広く拡散され、多くのタイ市民から安全性に対する批判の声が上がっています。

トンロー警察の捜査によると、以下の3名が事件に関与したことが判明しています：

Mr. Arman Kremer（アメリカ国籍）：2024年10月1日にタイ入国、10月16日に出国。滞在先はバンコクのThaicozyhouse。
Mr. Mateo Leo Massoni（アメリカ国籍）：9月30日にタイ入国、10月13日に出国。滞在先はクラビ県のSand Sea Resort。
Mr. Blake Smith（アメリカ国籍）：9月30日にタイ入国、10月16日に出国。滞在先はバンコクのThaicozyhouse。

さらに、事件で使用された2台のオートバイがレンタルされたものであることが判明し、所有者に対して事情聴取が行われる予定です。また、YouTubeチャンネル「Mateo Massoni」でも、2024年11月13日にEM TOWERからのパラシュート飛行の様子を記録した動画が投稿されており、警察はこれらの証拠を基に詳しい捜査を進めています。

この事件を受け、多くのタイ市民が公共の場での無許可の行為に対する安全性の懸念を表明しています。トンロー警察は引き続き関連人物への調査を行い、今後の再発防止に向けた対策を講じるとしています。

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