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タイ、2025年1月1日よりBRICSのパートナー国に加入

2025年1月2日 配信

タイ外務省は2024年12月28日に、2024年のBRICS議長国であるロシアから、2025年1月1日よりタイがBRICSのパートナー国として加入することを通知されたと発表しました。タイ国営メディアNNTが伝えています。



タイとBRICSとの協力関係は2017年に始まり、タイがBRICSプラスメカニズムに参加したことに端を発します。このパートナーシップは、BRICS加盟国との経済関係を強化するための大きな機会を提供します。BRICS加盟国は、新興市場および高成長の可能性を持つ発展途上国で構成されています。主な協力分野には、貿易、投資、観光が含まれます。

さらに、このパートナーシップはタイと他のBRICS加盟国およびパートナーとの人的交流を促進します。経済協力にとどまらず、BRICSへの関与は発展途上国間の多国間主義へのタイのコミットメントを強化します。また、ASEAN、APEC、ACD、BIMSTECといった地域的枠組みとBRICSをつなぐ架け橋としての役割を果たす意欲も示しています。

BRICSは当初、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国で構成されていましたが、2024年12月現在はエチオピア、アラブ首長国連邦、エジプト、イランを加えた9カ国で構成されています。

2025年にブラジルがBRICS議長国を務める中、タイはパートナー国としていくつかの会合に参加する機会を得る予定であり、BRICS枠組みでの協力を支援することが期待されています。

2024年10月末、ロシア(2024年のBRICS議長国)より、タイに対し公式に「パートナー国」としてBRICSに参加する招待状が届きました。その後、2024年12月24日にタイ内閣はその受諾を通知し、同日に外務大臣がロシア外務大臣宛に受諾の書簡に署名しました。

BRICSのパートナー国となることは、将来の正式加盟に向けた重要なステップです。パートナー国として、タイはBRICS加盟国との協力を深化させ、経済的な機会を拡大するとともに、発展途上国間の協力促進や多国間システムの中で彼らの利益を最もよく反映させる役割を強調し、BRICSと他の枠組みとの連携を推進していくことを目指しています。

Thailand Joins BRICS as Partner Country Starting 1 January 2025

 

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