韓国人観光客の遺体を発見、パンガン島沖のボート転覆事故で～日本人も2名同乗

タイ湾に浮かぶスラタニ県のパンガン島付近で、2024年12月29日未明に発生したロングテールボート転覆事故により、韓国人観光客1名が命を落としました。遺体は12月31日午前11時33分に海上で発見されました。

事故が発生したのは、ロングテールボート「ピチッチャイ」がリン・ビーチ付近を航行中の午前3時ごろ。ボートは2～3メートルの高波に遭遇し、転覆しました。この事故では、乗客12名と乗組員3名が生存しましたが、1名の韓国人観光客が行方不明となり、後に遺体で発見されました。生存者にはタイ人4名、日本人2名、トルコ、オランダ、ドイツ、韓国からの観光客各1名が含まれています。

調査により、事故当時の乗客全員がライフジャケットを着用していなかったことが判明しました。運航者は、過失運航、期限切れのライセンスでの運航、さらに薬物使用の疑いで複数の容疑に直面しています。薬物検査では覚醒剤の陽性反応が確認されました。

■MISSING KOREAN TOURIST’S BODY FOUND AFTER KOH PHANGAN BOAT CAPSIZED