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タイ南部ソンクラー県ハジャイ(ハートヤイ)で2024年12月22日夜、飲酒していた客が店員に対する怒りから銃を発砲し、誕生日パーティーを祝っていた家族が悲劇に見舞われました。各報道が伝えています。
事件は午後10時ごろ、ヌアンケウウティット通り沿いの飲食店で発生しました。目撃者によると、50代の容疑者が1人で店を訪れ、飲酒をしていました。その後、店の外でタバコを吸うため席を外した際、店員が飲み終えたと誤解してテーブルを片付けたことが発端でした。この行動に怒った容疑者は、店員や店主と口論になり、一度その場を去りました。
しかし、容疑者は後に店へ戻り、再び口論を始めた後、所持していた銃を取り出し発砲しました。この事件で、誕生日パーティーに参加していた夫婦が頭部を撃たれ死亡しました。夫婦は子どもたちとともに12歳の息子の誕生日を祝っていましたが、息子は無事だったものの、幼い妹が頭に怪我を負いました。
このほか、店主と男性客が負傷し、店主は頭部に、男性客は右腕に銃弾を受けました。容疑者は事件後、警察に自首。現場からは9ミリ弾の使用済み薬莢が8個回収され、警察は現在、詳細な動機や経緯について捜査を進めています。
事件は家族の楽しい時間が一瞬で悲劇に変わったとして、地元社会に大きな衝撃を与え、飲酒と銃の所持に関する規制の見直しを求める声も上がっています。
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