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タイ南部プーケットのパトンは、プーケットの中でも特に多くの外国人観光客が訪れる賑やかなエリアとして知られています。その中心地に位置するバングラ通りは、ナイトライフの象徴的なスポットで、多様な文化や人々が集まる場所です。
タイ警察パトン署は、観光客の安全を確保するための取り組みの一環として、バングラ通りを訪れるトランスジェンダー、現地で「レディーボーイ」と呼ばれる人々の個人情報を記録する活動を開始しました。この取り組みは12月19日から始まり、現在も継続されています。
警察によると、この登録制度は「バングラ通りエリアでの事件防止、犯罪の抑制、観光客への危害や物損の防止を目的としており、パトンのイメージ向上にもつながる」とのことです。
登録作業には、約500の地元エンターテイメント事業を代表するパトン・エンターテイメント・ビジネス協会(PEBA)の会長も立ち会いました。警察は、登録を行った人々に対し、乱闘やケンカなどの不適切な行動を控えるよう警告しています。
さらに、警察は一般市民や観光客に対し、違法行為や緊急事態が発生した場合には、パトン署(076-342769)や全国警察ホットライン191に通報するよう呼びかけています。また、バングラ通りのビーチ側に設置された「バングラ警察ボックス」でも警察官が対応しています。
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