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2024年12月17日午後に南太平洋のバヌアツで発生したマグニチュード7.3の地震により、タイ国民1名が死亡し、3名が負傷したことがタイ外務省より発表されました。震源地は首都ポートビラから約30キロの地点で、地震の後、マグニチュード5.5の余震も発生しました。タイ国営メディアNNTが12月19日に伝えています。
この地震により、大規模な地滑りが発生し、建物や車両に甚大な被害が出たほか、滑走路の損傷によりポートビラ国際空港が一時的に閉鎖されました。
タイ外務省の報道官によると、今回の災害でタイ国民1名が命を落とし、3名が軽傷を負いました。同省は、亡くなった方のご家族に深い哀悼の意を表するとともに、負傷者が順調に回復していることを確認しています。
また、バヌアツを管轄するオーストラリア・キャンベラのタイ王国大使館は、現地のタイ人コミュニティと連絡を取り合い、領事局を通じて被害者の家族への通知を行いました。現在、現地当局と協力し、必要な手続きを進めているとのことです。
バヌアツには約40名のタイ人が居住していますが、一部は年末休暇のためタイに帰国しており、現地にいるタイ人については食料や水の不足は報告されていません。大使館は引き続き現地の状況を注視し、タイ国民への支援を続けていくとしています。
今回の地震は、タイ人コミュニティだけでなく、バヌアツ全体に大きな影響を及ぼしており、現地当局や国際社会による支援が求められています。
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