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2024年12月16日午前3時半頃、パタヤ市特別活動部隊がウォーキングストリート入り口付近の南パタヤ15番通りで、公道を使用した違法販売を行っていた業者を取り締まりました。この際、イカ焼き屋台を営む23歳の女性が取り締まりに抗議し、注目を集めています。タイメディアのKhaosodが伝えています。
摘発されたのはイカ焼き屋台を営むナチャさん(仮名・23歳)で、彼女はこれまである担当者に公道での営業許可と引き換えに月額料金を支払うよう求められていたと語りました。さらに、その担当者は無料で商品を提供するよう求めることもあったといいます。しかし、今回の取り締まりを行ったチームは、以前に金銭を受け取った担当者とは別のグループであることが判明したため、摘発に従うことにしたと説明しました。
ナチャさんは「金銭を受け取った人物を覚えている」と明言しており、今後の調査によって誰に支払いを行ったのかが明らかになる可能性があります。
取り締まりを行った特別活動部隊は、違法行為の証拠として映像を記録し、ナチャさんに罰金を支払うよう通知しました。また、彼女の証言を基に、金銭を受け取ったとされる担当者を特定するための調査を行う予定です。
なお、近隣のビーチロードやウォーキングストリート周辺では、道路や歩道上に多くの露店が並び、自由に営業を続ける様子が見られます。市民の間では、「これらの業者がどのように営業を許可されているのか」「取り締まりが公平に行われているのか」といった疑問が広がっています。特に、公道での営業許可を巡る金銭の授受が行われている可能性について懸念する声も少なくありません。
今回の事件を受け、パタヤ市の違法販売対策における透明性と取り締まりの公正性が問われています。当局がこの問題にどのように対応し、真相を明らかにするか、注目が集まっています。
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