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【チュンポーン 2024年12月13日】タイ警察中央捜査局(CIB)は、未成年者を狙った悪質な犯罪を見事に摘発した。一見、平和そのものの「熱帯魚販売店」。しかし、その裏には若者たちの未来を蝕む電子タバコ密売の闇が潜んでいた。警察のプロフェッショナルな捜査により、この巧妙な隠れ蓑が白日の下に晒された。
発端は、ある保護者からの悲痛な相談だった。「子どもが学校で電子タバコを吸っている」。この一報を受けたCIBは、徹底した捜査を開始。その結果、学校近くにある「熱帯魚店」を装った店舗が、実は電子タバコを密売する拠点であることを突き止めた。頻繁に出入りする学生たちの姿は、すでに異常事態を物語っていた。
捜索令状を手に乗り込んだ摘発当日、制服姿の男子生徒が電子タバコを手に店から出てくる姿を確認。事情聴取により、店内で電子タバコが販売されていた事実が明らかになった。さらに捜索を進めた結果、使い捨て電子タバコ19個とリキッド90個が店内から押収され、その価値の総額は16,000バーツに上った。店の管理者はその場で違法販売を認めた。
この店舗は、地域社会に溶け込むふりをしながら、その実、若者たちを堕落させる犯罪の巣窟だった。熱帯魚という癒しの象徴を利用し、人々の目を欺く狡猾な手口。しかし、CIBの捜査網を逃れることはできなかった。徹底的な証拠収集と緻密な捜査によって、この犯罪は根絶された。
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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