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パタヤで外国人観光客を狙った宝石の強奪事件に関与したとして、31歳のイギリス人男が逮捕されました。この男は筋肉質な体型と特徴的なタトゥーが特徴で、複数の防犯カメラ映像によって特定されました。タイ警察パタヤ署が2024年12月14日に明らかにしました。
12月13日、パタヤ署の副署長が率いる捜査チームは、チョンブリ県サタヒップ地区のバンサレーにある容疑者の住居で彼を逮捕しました。この男は、パタヤ市内で発生した2件の窃盗事件に関与した疑いをかけられています。
最初の事件は12月8日の夜に発生しました。イラン人観光客がパタヤのソイ・ブアカオを歩いていたところ、容疑者がバイクで近づき、ネックレスを奪い去りました。この様子は付近の防犯カメラに記録されています。
その後、同じ夜にもう一件の事件が発生しました。ノンプルー地区のソイ・イェンサバイ近くで、インド人観光客が容疑者にネックレスを奪われました。このネックレスの価値は20万バーツを超えるとされています。こちらの事件も防犯カメラ映像によって確認されています。
映像には、容疑者が共犯者と共にバイクに乗り、顔をマスクで隠している様子が映っていました。彼らは被害者を追跡し、タイミングを見計らってバイクを降り、素早くネックレスを奪い逃走するという手口を用いていました。
逮捕後、容疑者は供述を拒否しましたが、警察は犯行時に着ていた服などの物証を押収し、自信を持って容疑を固めています。この男は「夜間に車両を使用した強盗」の罪、最長5年の禁錮刑または10万バーツの罰金、もしくはその両方が科される可能性があります。
警察は現在、逃走中の共犯者の行方を追って捜査を続けています。
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