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タイ南部サムイ島のフェリー運営会社、電気自動車(EV)禁止措置で議論を呼ぶ

2024年12月11日 配信

タイ南部スラタニ県サムイ島の主要フェリー運営会社であるラジャ・フェリーポート社は、2024年11月18日に電気自動車(EV)のフェリー乗船を一時的に禁止する措置を発表しました。その理由として、EVのバッテリーが過熱して火災を引き起こすリスクを挙げています。この発表は、インターネット上で賛否を呼び、多くの議論を引き起こしています。各報道が伝えています。



支持者たちは、EV火災が稀ではあるものの、消火が困難であることを指摘し、予防措置を評価する声を上げています。「運営会社には選択の自由があり、利用者にも選ぶ権利がある」とコメントする人や、「予防が災害を防ぐ最善策だ」とする意見も見られました。一方で反対派は、どの車両でも危険な条件下では火災を引き起こし得るとして、この措置を過剰反応だと批判しています。

ラジャ・フェリーポートのライバルであるシートラン・フェリーは、EV所有者にリスク宣誓書への署名を求めた上で乗船を許可しており、従業員の過失による損害のみを補償する方針を採っています。このように、同じルートを運航する2つの主要フェリー会社の対応が分かれる中、観光業関係者の間では、この禁止措置が年末年始の観光シーズンにおける観光収入に影響を与える可能性が懸念されています。EV利用者が他の観光地を選択することで、サムイ島の観光業が打撃を受ける可能性があるとの声も上がっています。

■SAMUI FERRY OPERATOR SPARKS DEBATE WITH BAN ON EVS 

 

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