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タイ天然資源環境省海洋沿岸資源局は、202412月の最初の4日間でジュゴン6頭の死骸が確認された事態を受け、ジュゴンの保護策について世界自然保護基金(WWF)の専門家と緊急会議を開く予定です。Thai PBSが伝えています。
ジュゴンの死骸は、クラビー県沖で3頭、トラン県沖で3頭が発見されました。いずれも成体で、長期間の飢えが原因と考えられる自然死であると推定されています。
死骸はプーケットの海洋資源研究センターに送られ、死因の詳細を調査することになっています。
研究者によると、発見されたジュゴンの心臓や肺に異常があり、長期間適切に食事を摂れていなかったため、衰弱し病気にかかりやすくなっていたとのことです。
WWFは、ジュゴンの主食である海草の回復に関する専門家を海外から招き、タイ当局と協力して海草の再生計画や管理方法、さらには代替食料源の探索を支援する予定です。
当局の調査によると、クラビー県沖の海域にはかつて約1,220ヘクタールの海草地が広がっていましたが、現在ではその25%しか残っておらず、ほとんどが劣悪な状態にあると報告されています。
■Six more dugongs found dead in four days in seas off Krabi and Trang|Thai PBS World
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