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バンコクのタリンチャン区にある建物で、過積載によりエレベーターが落下し、1人が死亡、3人が重傷を負う事故が発生しました。事故は2024年12月3日午後3時頃、ラチャプルック通りに位置する5階建ての建物内で発生しました。警察は現場を詳しく調べています。
事故が起きたのは家庭用エアコン設備を販売する会社で、エレベーターのロープが切れて1階まで落下しました。エレベーター内にいた作業員1人が死亡し、3人が重傷を負っています。死亡したのは作業主任の男性で、発見時には血だまりの中に倒れていました。エレベーター内には、20リットルの水タンクや工具箱、ユーカリ材の柱などが積載されており、過積載が原因でロープが切れた可能性があります。
負傷者3人は会社のオーナー、ミャンマー国籍の作業員1人、ラオス国籍の作業員1人で、それぞれ近隣の病院に搬送されましたが、いずれも重傷です。
調査によると、事故の原因となったエレベーターは古いタイプで、天井が開放された簡易な構造をしており、1本のロープで吊り上げられていました。耐荷重量は300キログラム以下で、積載物の重量と作業員の体重が合計してこれを大幅に超えていたとみられます。さらに、積載されていたユーカリ材の柱が建物の天井に衝突し、エレベーターのフック部分が破損したことで落下につながったとされています。
事故当時、作業員たちは建物の5階に鳥かごを設置するために資材を運んでいました。関係者によると、エレベーターが故障する前に警告が出ていなかったことから、センサーが備わっていない旧式のエレベーターであることも事故の一因とみられています。
警察は現場の調査を進めるとともに、事故の詳細な原因を究明し、安全管理の徹底を呼びかけています。
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