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タイ警察中央捜査局傘下のサイバー警察は2024年11月30日、タイでバスケットボール選手として活動していた男(41)が、ロブスター輸入ビジネスへの投資を持ちかけた詐欺容疑で逮捕されたことを明らかにしました。容疑者は被害者に「鮮魚の輸入業者と親密な関係があり、安価で輸入できる」と信じ込ませ、計40万バーツ以上の投資を集めたものの、実際には商品の到着が一切なかったとされています。
容疑者は「ロブスターを輸入して利益を上げるビジネス」を名目に、親しい知人らに投資を勧誘。「輸入コストの増加」や「市場の供給不足」を理由に追加投資を求め、資金をさらに引き出しました。しかし、実際に商品が届くことはなく、被害者らは訴訟に踏み切る決断をしました。
法的手続きの中で、容疑者は被害額を分割返済することを約束しましたが、その後連絡が途絶え、裁判所からの召喚にも応じませんでした。警察は捜査を進め、最終的にサラブリ県で容疑者を逮捕しました。
逮捕後の調べにより、容疑者には今回の容疑を含め5件の逮捕状が発行されていることが判明しました。容疑者は取り調べの中で「返済するつもりだったが、被害者からの追及がなかったため油断していた」と語り、現在、負債総額は200万バーツ以上に達しているとされています。
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