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バンコクで2024年11月28日、タイ愛国保護機関連合会のソンチャイ会長が、タイ中央捜査局(CIB)に対し、TikTokのフォロワー数で100万人を超え、Instagramではフォロワー数30万人に迫る韓国人インフルエンサーの Gamin Jiさん(31歳)が、タイ刑法第112条(王室侮辱罪)に該当する可能性があるとして、調査を求める書簡を提出しました。加えて、労働許可証の不備や税務関連の疑惑についても問題が提起されています。
ソンチャイ会長によると、Gamin Ji氏が11月3日にタイへ入国した際の振る舞いが、過去に政治的集会で問題視され法的処罰を受けた「高位の人物を模倣または侮辱する行為」に類似していると指摘されています。オンラインメディアやSNS上で拡散された証拠を基に、調査を求めた形です。
さらに、Gamin Jiさんがタイでの活動に必要な労働許可証を持たない、もしくは有効期限が切れている可能性があると指摘されました。Gamin Jiさんはショー出演や商品のプロモーション、ライブ配信などで収入を得ており、これに伴う源泉徴収税が適切に申告されているかについても疑問が呈されています。
Gamin Jiさんが所持していたノンイミグラントB(就労)ビザについても調査が進められています。同ビザでの滞在中、解雇後60日以内に新たな雇用主を見つける必要がありますが、期限は10月末で切れており、11月3日の再入国時点で有効な雇用主が存在していなければ違法となる可能性があります。
移民局は「雇用主の存在を確認し、いなければビザが無効となる」としています。
タイ中央捜査局は、提出された証拠を基に法的手続きを検討する予定です。また、ソンチャイ会長はこの後、スアンプルーの入国管理局にも書簡を提出し、Gamin Jiさんに対するさらなる法的措置を求める方針です。調査の結果次第では、韓国大使館を通じてGamin Jiさんに出頭を求め、応じない場合は逮捕状の発行も視野に入れています。
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