パタヤで豪邸2軒を急襲し中国人17人を逮捕、国際闇金グループの拠点か

タイ警察パタヤ署の捜査チームは2024年11月28日、南パタヤ・プラタムナックの高級住宅2軒を急襲し、中国人17人を逮捕しました。容疑者らは中国国内で活動する大規模な闇金グループに所属し、パタヤを拠点に不法な融資活動を行っていたとみられています。今回の捜索は、パタヤ地方裁判所の捜索令状に基づき実施されました。

警察によると、容疑者らは拠点を借り受け、中国人スタッフを管理役（アドミン）として雇用。顧客数千人に対する融資業務や債権回収を行っていたとされています。押収された証拠から、これまでに約1億3500万バーツ（約5億円）にのぼる資金が動いていたことが判明しました。また、管理役の中国人スタッフには、月額数十万バーツ（日本円で100万円以上）の給与が支払われており、さらに融資や回収の成果に応じた歩合も受け取っていたとみられます。

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