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タイ内務省は2024年11月25日、アヌティン・チャーンウィラクン副首相兼内務大臣の主導のもと、10月に中部パトゥムタニ県で発生したスクールバス事故の犠牲者を追悼する功徳式を開催しました。式典は事故現場であるZeer Rangsitショッピングセンター付近で行われ、高僧による仏教の祈祷が行われました。式典には政府高官、地元自治体のリーダー、地域住民などが参列し、犠牲者に哀悼の意を表しました。
政府はこの事故を受けて、責任者に対する法的措置を開始し、事故を起こしたバス所有者の公共交通機関の免許を永久に剥奪しました。さらに、公共交通事業者への安全規制を強化し、教育旅行を禁止するのではなく、より安全性を確保する方針を強調しています。また、複数の関連機関が協力して安全基準の見直しに取り組むことで、公共交通利用者のリスク軽減を図っています。
犠牲者とその家族に対しては、首相府や保険会社からの財政支援が提供されており、さらにサービーダー・タイセート内務副大臣が主導する募金活動によって集められた資金が追加的に支援されています。この支援は、生存者の救済と遺族の生活支援に充てられる予定です。
アヌティン副首相は「政府と民間セクターが連携し、公共交通の安全向上を図ることが不可欠」と述べ、市民に対して安全上の懸念があれば積極的に報告するよう呼びかけました。また、厳格な安全基準の維持に全員が貢献することが、地域社会全体の福祉向上につながると強調しました。
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