男性教師による生徒への性的虐待事件が発覚、10人以上が被害で逮捕

タイ中部ラチャブリ県の有名校で、30歳の男性教師が生徒に対する性的虐待の疑いで逮捕されました。この事件は、教育現場での安全性に重大な疑問を投げかけています。各報道伝えています。

2024年11月25日、ラチャブリ県スワンプン郡の学校に通う複数の生徒の保護者が警察に通報。子どもたちが教師による性的虐待を受けていたと訴えました。捜査の結果、これまでに10人以上の生徒が被害を受けた可能性が明らかになり、同校の男性教師（30歳）が逮捕されました。

警察は、逮捕状取得後に容疑者を拘束。その後、自宅や学校施設などを捜索し、事件に関連する証拠の収集を進めています。防犯カメラ映像や写真、ビデオなどの押収を試みており、これらが行為の一部を記録した可能性があると見られています。

容疑者は「罪を認めるが、全ての被害者を覚えていない」と供述しており、自身の性的嗜好に基づく行為であったと認めました。

容疑者には以下の罪状が課されています：

1. 13歳未満の子どもに対する性的暴行（同意の有無を問わない）
2. 教育現場における職務上の地位を利用した猥褻行為
3. 15歳未満の子どもを保護者のもとから引き離し猥褻目的で連れ去る行為

この事件は教育現場の倫理と安全性に深刻な影響を与えています。学校運営者や教育行政において、採用基準の見直しや監視体制の強化が急務となっています。また、被害を受けた生徒とその家族に対する適切な支援とカウンセリングが求められます。

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