タイに薬を持ち込む際の注意点は？タイの最新規制を確認

タイ国政府観光庁（TAT）は、タイ食品医薬品局（FDA）が発表した健康製品の輸入に関する最新ガイドラインについて、旅行者に確認を呼びかけています。このガイドラインは、旅行者がタイを訪れる際に必要な手続きをスムーズに進め、安全で快適な滞在を確保するためのものです。

医薬品の持ち込み

タイへ医薬品を持ち込む場合、個人使用を目的として30日分までが認められています。元のパッケージに入っており、ラベルが明確である必要があります。規制対象の薬品については、処方箋または医師の証明書が必要となります。

化粧品・食品の持ち込み

• 化粧品：各アイテムにつき最大3個、合計15個までが持ち込み可能です。
• 食品：個人使用の場合、最大10kgまたは10リットルまでが許可されています。

医療機器の持ち込み

必要な数量に限り持ち込みが許可されており、場合によっては関連書類の提出が求められることがあります。

郵送での健康製品輸入

食品、化粧品、医療機器などを郵送で輸入する場合も、個人使用の制限およびタイの輸入法に従う必要があります。また、一部の危険物質については事前の通知や許可が必要です。

麻薬および向精神薬の取り扱い

処方箋があれば30日分までの持ち込みが許可されます。ただし、それ以上（最大90日分）を持ち込む場合は、渡航の少なくとも15日前までにFDAの承認（IC-2フォーム）を取得する必要があります。

健康基準を守りつつ国際観光を促進

タイ政府は、国際旅行者の受け入れを歓迎する一方で、高い健康基準を維持する取り組みを続けています。これらの措置は、旅行者がタイの健康および安全規制を遵守し、安心して滞在を楽しむためのものです。

詳細情報や最新のガイドラインについては、タイ食品医薬品局のウェブサイトで確認できます。

この内容は、タイを訪れる予定の方々がトラブルを避けるための参考資料としてご利用ください。

https://en.fda.moph.go.th/guideline-of-importation-for-personal-use/category/bringing-of-health-products-01/