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タイ東部パタヤのショッピングセンター「セントラル・パタヤ」の前で2024年11月21日夜、中学生の少年2人が高級ブランドの財布を拾い、警察に届けました。財布の中には多額の現金や身分証明書が含まれており、この誠実な行動が地域住民や観光客から高く評価されています。
財布を警察に届けたのは、ネーンプラップワン学校に通うナパドン・プーピパットさん(14歳)と、ワット・スッタワート学校に通うパッタラポン・ンガンガームさん(14歳)です。2人は同日23時頃、ショッピングセンターの近くを歩いていた際、財布が氷の容器の上に置き忘れられているのを発見しました。中を確認すると、現金や身分証明書が入っていることに気づき、直ちにパタヤ署に届け出たとのことです。
パタヤ署のアーナン副捜査官によりますと、財布の中にはタイバーツ3,640バーツと中国元71元、そして中国人観光客の身分証明書が入っていました。警察はこの拾得物について記録を取り、持ち主が受け取りに来るのを待つ方針を示しています。
ナパドンさんとパッタラポンさんは、「財布の持ち主が困ってしまうのが心配だったので、すぐに警察に届けました」と語っています。2人の誠実な行動に対して、「非常に模範的な行動」「社会のお手本となる姿」といった称賛の声が相次いでいます。
警察も2人の行動を高く評価しており、財布の持ち主に速やかに返却できるよう、最善を尽くす方針を明らかにしています。事は、誠実さや責任感の大切さを示す心温まるエピソードとして、多くの人々に感動を与えています。
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