パタヤ・ウォンアマットビーチに外国人男性の遺体、早朝に転落か

2024年11月22日朝7時49分、タイ東部チョンブリ県パタヤ市のサワンボリブン救助隊員は、地元住民から「外国人と思われる遺体が海で漂流している、ウォンアマットビーチの近く」との通報を受け、現場へ急行しました。この通報を受けて救助隊はすぐにタイ警察パタヤ署へ報告し、警察官も現場調査に向かいました。各報道が伝えています。

現場は、ソイ・パタヤ・ナーグルア16（チョンブリー県バンラムン郡ナーグルア）辺りです。多くの住民が海岸に漂着した遺体を取り囲む中、救助隊は立ち入り禁止区域を設け、関係者以外を現場から排除しました。

遺体は海から引き上げられ、調査が行われました。遺体は外国人男性と推定され、年齢は40〜50歳、身長170〜180cm、黒いズボンを着用し、上半身は裸でした。髪型は短く刈り込まれており、死亡から8時間以内と推定されています。

遺体のズボンのポケットからはiPhone 5が見つかり、左手首には金の腕時計、首には金のネックレス、左手薬指には金の指輪を着用していました。しかし、身元を示す書類は見つかりませんでした。

近隣住民である83歳のプレウさんによると、早朝6時ごろ、釣り人が近くで遺体を発見し、「約30メートル沖合から波で浜辺に押し寄せられている」と伝えてきたとのこと。プレウさんはすぐに警察と救助隊に連絡を取りました。

また、ビーチで運動をしていた住民によると、これまでこの男性を見たことはなく、遺体には暴行の痕跡は見られませんでした。一方で、体や足に石の間に挟まれてできたと見られる擦り傷が確認されました。

警察は初期調査として、この男性が早朝に運動中、持病が突然悪化した可能性を示唆しています。発見時、周囲にはほとんど人がおらず、男性が海に落ちた時点を目撃した人もいませんでした。

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