パタヤの小学校で電線窃盗、停電の中で続く暑い授業

2024年11月21日、タイ東部チョンブリ県パタヤ市の小学校で大規模な電線窃盗事件が発生しました。学校の主要な電力供給回路が破壊されたことで校内全体が停電し、教師や生徒たちは電気のない環境で授業を行う状況に追い込まれています。各報道が伝えています。

学校関係者によると、犯人は体育館裏のメイン電源回路を狙い、電線を切断して持ち去ったとのことです。この場所は学校の電力供給の中枢であり、使用されていない物品の保管エリアとしても利用されていました。犯行による被害は広範囲に及び、複数の校舎で停電が続いています。

停電の影響で、教室内での授業が困難になったため、いくつかの授業は校舎外で行われました。特に、エアコンや扇風機が使えない状況下での猛暑が、生徒や教師の健康面や集中力に悪影響を与えることが懸念されています。

学校側は速やかな復旧を目指し、修理作業を進めるとともに警察に被害届を提出しました。また、地元自治体とも連携し、今回の事件の捜査が進められています。警察は犯人の特定と逮捕を急ぐとともに、学校施設の安全対策の強化を図る予定です。

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