タイ経済、第3四半期に3%成長を記録、公的投資と観光が牽引

タイ国家経済社会開発委員会（NESDC）は、2024年第3四半期におけるタイのGDP成長率が3%であったと発表しました。また、今年初めの9カ月間で経済は2.3%の成長を遂げています。タイ外務省広報局が2024年11月22日に伝えています。

第3四半期の成長は、公的投資の回復が牽引し、この分野は6カ月ぶりに拡大に転じました。また、輸出、政府消費、さまざまなセクターが堅調に推移したことも要因となっています。民間消費は3.4%成長し、サービス支出は6.5%増加、建設部門は15.5%拡大しました。さらに、商品とサービスの輸出は10.5%増加し、輸入も9.6%成長しました。

2024年は、国際観光客からの観光収入が1.5兆バーツに達する見込みで、2025年もさらなる成長が期待されています。

経済は安定しており、タイの失業率は1.02%、インフレ率は0.6%、経常収支は20億米ドル、外貨準備高は2,430億米ドルとなっています。2024年9月時点で公的債務は11.63兆バーツに達し、GDPの63.3%に相当します。

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