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シリワンナワリーナーリーラット王女殿下は、2024年「王室護衛兵行進および忠誠宣誓式」において、「王室護衛騎兵大隊司令官」として指揮を執られました。王女殿下は優雅な姿と卓越した馬術の技術を披露され、行進を先導されました。タイ外務省広報局が2024年11月21日に伝えています。
王女殿下は、タイ国家馬術チームのメンバーとして活躍されており、東南アジア競技大会(SEA Games)やアジア競技大会など、数多くの国際大会に出場された実績をお持ちです。その経験を活かし、王室護衛騎兵大隊の隊員や馬に対する厳格な訓練を重視されており、常に準備が整い、威厳ある活動ができるよう指導されています。
また、王女殿下は動物福祉にも尽力されており、「退役馬のための養護施設」を設立されました。この施設では、引退した馬が快適な環境で生活できるよう、質の高いケアを提供しています。さらに、「馬医療・リハビリセンター」の設立を主導され、このセンターでは医療提供だけでなく、獣医師や馬関連の専門家の教育・訓練の場としても機能しています。その他にも、厩舎管理や飼育方法の国際基準化を目指したボランティアプロジェクトを展開されるなど、王女殿下の取り組みは国内外で高く評価されています。
王室馬術護衛隊は、2000年5月9日にワチラロンコン国王陛下(当時、皇太子)の指示により設立されました。この部隊は、王室のご家族に対する馬術関連の支援を行う特別部隊として設置されました。2012年12月16日、王女殿下がこの部隊の指揮を引き継がれることが正式に承認され、以降「シリワンナワリーナーリーラット王女殿下指揮下王室馬術護衛隊」として運営されています。王女殿下の指導のもと、部隊は国際基準を取り入れた訓練や運営を行っており、その活動は高い評価を受けています。
シリワンナワリーナーリーラット王女殿下は、タイ王室の象徴として国民から深く尊敬されるだけでなく、馬術競技や動物福祉の分野においても積極的に貢献されています。王女殿下の取り組みは、タイ国内外においてその価値を広く認められています。
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