タイ食品医薬品局（FDA）、個人使用の健康関連製品輸入に関する旅行者向けガイドラインを発表

健康製品を持ち込む観光客の円滑な入国をサポート

【バンコク、2024年11月14日】 – タイ国政府観光庁（TAT）は、個人使用目的で健康関連製品を輸入する際に関する最新ガイドラインについて、タイ食品医薬品局（FDA）が発表した情報を旅行者に確認するよう促しています。これらのガイドラインは、健康製品をタイへ持ち込む場合や郵送する場合に円滑でトラブルのない入国プロセスを確保するためのものであり、タイの健康・安全基準の維持に寄与しています。

FDAは、医薬品、栄養補助食品、化粧品、医療機器など、さまざまな健康関連製品を持ち込む際の明確な指示を提供しています。旅行者はガイドラインをよく理解し、規定を守ることで、税関での予期しない遅延や問題を回避することが推奨されています。

健康製品のタイへの持ち込み

個人使用のために一定の健康関連製品を持ち込むことができますが、数量制限や書類の提出が必要です：

• 医薬品：30日分の個人使用が認められており、元のパッケージに入れ、ラベルが明確である必要があります。規制物質の場合は、処方箋または医師の診断書が必要です。
• 化粧品：使用可能な状態で持ち込みが認められ、各アイテムは最大3個まで、合計15個までです。
• 食品：個人消費用として最大10キログラム/リットルの食品が許可されています。
• 医療機器：必要な量のみ持ち込みが可能で、必要に応じて関連書類が求められます。

一部のアイテム、特に麻薬、カンナビスやヘンプ由来製品、向精神薬、未登録または禁止された製品は制限されています。これらの物品を所持していると、罰則や法的処分を受ける可能性があるため、タイは厳しい安全基準を設けています。FDAは、旅行者が出発前に自身の健康製品がタイの輸入規制に適合していることを確認するよう強く勧めています。

健康製品の郵送によるタイへの輸入

健康関連製品を国際郵便で送る予定のある観光客は、製品を明確にラベル表示し、個人使用目的であり、規定数量内であることを確実にする必要があります：

• 食品、化粧品、医療機器：これらの製品は持ち込み制限を遵守し、タイの輸入法に適合し、カンナビス抽出物などの制限成分を含まないことを確認してください。
• 有害物質：一部の家庭用危険物質は許可されていますが、カテゴリーI物質は事前にFDAへの通知が必要であり、カテゴリーIIおよびIII物質は5キログラム/リットル以内に制限されています。

正確なラベル表示を推奨し、税関での処理がスムーズに進むようにし、没収や遅延のリスクを最小限に抑えましょう。

向精神薬や特定の薬を含む個人使用薬の携帯に関するガイダンスス

向精神薬や特定の薬を含む薬を持ち込む旅行者は、特定の遵守事項を守る必要があります：

• 向精神薬や特定の薬：処方箋があれば30日分が認められます。90日分までの持ち込みには、FDAの許可（IC-2フォーム）が必要で、旅行の少なくとも15日前に取得してください。
• 許可証の要件：許可証、処方箋、薬を税関に提示し、申告のために赤いチャンネルを利用する必要があります。

FDAは、旅行者が自分の健康製品がタイの輸入規則に適合していることを確認し、円滑で順守された体験を確保するよう呼びかけています。FDAの公式ウェブサイトでは、英語での詳細なリソース、手順、関連書式が提供されています。

これは、国際的な訪問者を歓迎する一方で、高い健康基準を維持するというタイの取り組みの一環です。これらのガイドラインに従うことで、旅行者は規則に準拠していることを確認し、安心して旅行を楽しむことができます。

https://www.tatnews.org/2024/11/thailand-fda-issues-traveller-friendly-guidelines-for-importing-personal-health-products/