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違法中国人ガイドを摘発、エメラルド寺院などを案内

2024年11月14日 配信

タイ観光警察は2024年11月13日、バンコクの観光の中心地であるラッタナコーシン島周辺にて、無許可で観光ガイドを行っていた中国人2名を摘発しました。タイでは観光ガイドはタイ国籍を有する者に限られた職業であり、外国人がガイドとして働くことは違法とされています。今回の取り締まりは、観光産業に悪影響を及ぼす犯罪行為を抑止するための一環として実施されました。



事件が発生したのは2024年11月13日。観光警察は11月8日から14日までの期間で、大規模な取り締まり作戦を実施。観光地で外国人による無許可労働を監視する中、ワット・プラケオ(エメラルド寺院)の前で不法にガイド活動を行っている外国人を発見し、取り締まりを行いました。

摘発されたのは42歳と32歳の女2名で、いずれも無許可で観光ガイド業務を行っていた疑いが持たれています。捜査当局は「無許可でガイド活動を行ったこと」に加え、「他者にガイド業務を代行させたこと」について、2人に対して罪状を告発しました。2名はチャナソンクラーム警察署に移送され、今後は法的手続きが進められる予定です。

タイ国内の観光ガイド業は、タイ文化と観光産業を保護するために、法律によってタイ国籍者のみに許可されています。今回のような外国人による無許可ガイドは観光業界全体に悪影響を及ぼすため、観光警察は厳重に取り締まっています。

 

https://www.matichon.co.th/local/crime/news_4897346

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