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チェンマイ入国管理局の捜査チームは2024年11月12日、チェンマイで外国人観光客に違法薬物を販売していたとしてイギリス人の男を逮捕しました。男の肩掛けバッグおよび宿泊施設の部屋から、メタンフェタミン(アイス)約21.61グラム、エクスタシー10錠、ケタミン約6.56グラム、コカイン約10.10グラムが押収されました。
捜査チームは、イギリス人の男が長期間にわたり観光客を対象に違法薬物を密売していたという情報を入手し、調査を進めていました。イギリス人の男はチャンモイ通りにある大麻販売店の共同経営者であり、店のオーナーはタイ人で適法な営業許可を持っていることが確認されています。しかし、イギリス人の男は大麻の販売だけでなく、外国人観光客に他の種類の違法薬物も密かに販売していたとみられています。違法な活動は約6か月にわたって続いていたとみられています。
11月11日、捜査員がイギリス人の男の宿泊施設を捜索し、イギリス人の男本人を発見し、違法薬物が押収されました。イギリス人の男は観光ビザを利用して頻繁にタイ国内外を行き来しており、タイから海外への大麻の密輸にも関与している可能性があると捜査関係者は指摘しています。現在、さらなる捜査が進められています。
男は薬物取引の罪で起訴され、手続きが完了次第、国外追放される予定です。また、今後10年間はタイへの入国が禁止されることになります。
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