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2024年11月8日夜、タイ東部チョンブリ県のパタヤでツアーに不満を抱いた中国人観光客が、100年以上の歴史を持つ大きなガジュマルの木に登るという騒動が発生しました。事件は午後10時頃、パタヤのペチャトラグン通り沿いにある駐車場で発生しました。
現場には多くの人々が集まり、救助ボランティア、災害予防担当官、パタヤ市警察も駆け付けました。騒動の中心にいたのは中国人観光客のリンさん(63歳)で、彼は10人以上の腕で囲むほどの太さを持つ巨大なガジュマルの木に登り、地元住民が礼拝するこの木に装飾された七色の布と供えられた赤い飲料水が目を引く光景となっていました。
リンさんは非常に動揺し、木から降りることを拒否していました。地元の関係者が粘り強く30分以上説得した末、ようやく彼は木から降りてきましたが、その際には混乱も生じました。救助後、警察はリンさんをパタヤ署に連れて行き、落ち着かせる措置を取りました。
警察の調べによると、リンさんは中国人の友人からパタヤへの旅行パッケージを購入したものの、ツアー内容が事前の約束と異なっていたことに怒り、抗議のために木に登ったと述べています。その後、警察はツアーグループのリーダーを呼び、リンさんと中国語で話して理解を深め、彼の気持ちを鎮めました。
ツアーグループのリーダーは、今後リンさんが再び問題を起こすことがないよう約束し、万一再発した場合には直ちに帰国させる措置を取ると述べ、警察と救助隊に感謝の意を示しました。
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