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パタヤで日本人2名を逮捕~日本人男性を一晩中監禁し暴行、さらに排泄物を食べさせ脅迫

2024年11月7日 配信

タイ警察は2024年11月6日、タイ東部チョンブリ県バンラムン郡ポーンにある「バーンキアンナムパタヤリゾート」において、日本人2名の容疑者を逮捕しました。容疑者は45歳のニキ容疑者と26歳のトミキ容疑者で、両名はタイ国内で凶悪事件を起こしたとして指名手配されていました。事件の内容は、日本人の同胞を拉致して一晩中暴行し、さらに排泄物を食べさせて現金を脅し取ろうとしたものです。



被害者の日本人男性は、2024年10月にバンコクの警察署に通報しました。被害者によると、3人組の男に拉致され、秘密のセーフハウスへ連れ込まれた後、ビザ手続きの名目で30万バーツを脅し取られました。しかし、被害者は全額を用意できず13万5千バーツを支払いましたが、犯人たちはこれに不満を示し、さらに草原で脅迫してホテルへ連行し、一晩中暴行を加えたといいます。その上、排泄物を無理やり食べさせられるという非人道的な扱いを受けました。しかし、被害者は隙を見て日本大使館に連絡し、タイ警察によって救出されました。

捜査の結果、警察はニキ容疑者とトミキ容疑者がチョンブリ県のリゾートに潜伏していることを突き止めました。容疑者たちは大麻の使用に慣れ親しんでおり、大麻の匂いを手がかりにして2人が発見されました。警察は大麻吸引器具と現金13万バーツを押収し、2人をその場で逮捕しました。

ニキ容疑者は取り調べに対し、「自分は事件に関与しておらず、暴行や脅迫はしていない」と容疑を否認しましたが、弁護士の指示で逃亡したことは認めました。さらに、タイが大麻の自由がある国であるため、移住を決めたことも供述しました。

警察は「今回の事件は観光地としてのタイのイメージを損なうものです。容疑者たちは大胆かつ悪質な手口を用いており、背後には違法ビジネスがあると考えられます」との声明を発表。警察は今後、事件に関連する不法行為を徹底的に追及し、被害者の情報提供を呼びかけています。

 

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