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アニメ映画「化け猫あんずちゃん」がタイの映画間で2024年11月21日(木)より公開になります。英題は「Ghost cat Anzu」、タイ題は「ภูตเหมียวอันซุ」。
映画『化け猫あんずちゃん』は、アニメ界の新星・久野遥子、日本映画界の名手・山下敦弘、そして世界で活躍する俳優・森山未來が手を組んだ異色のアニメーション作品です。今年のカンヌを沸かせた本作は、いましろたかしの原作をベースに、「ロトスコープ」技法で実写の演技を抽出し、現実味と幻想が融合した独特な映像美を追求しています。
森山未來が主演し、五藤希愛、青木崇高、市川実和子らがキャストを務め、音楽は鈴木慶一が担当。さらに、美術監督にアカデミー賞ノミネート作『レッドタートル』の背景を担当したJulien De Manを迎え、日仏の共同制作でシンエイ動画とMiyu Productionsが手掛けました。
なお、タイの映画館は全席指定で、料金は映画館によっても違いますが200バーツ(約800円)ほど。上映回によって、オリジナル音声のタイ語字幕版かタイ語吹替版を選べる場合が多いです。
雷の鳴る豪雨の中。お寺の和尚さんは段ボールの中で鳴いている子猫をみつける。その子猫は「あんず」と名付けられ、それは大切に育てられた。
時は流れ、おかしなことにあんずちゃんはいつしか人間の言葉を話し、人間のように暮らす「化け猫」になっていた。
移動手段は原付。お仕事は按摩のアルバイト。現在37歳。そんなあんずちゃんの元へ、親子ゲンカの末ずっと行方知れずだった和尚さんの息子・哲也が11歳の娘「かりん」を連れて帰ってくる。しかしまた和尚さんとケンカし、彼女を置いて去ってしまう。
大人の前ではいつもとっても“いい子”のかりんだが、お世話を頼まれたあんずちゃんは、猫かぶりだと知り、次第にめんどくさくなっていく。
かりんは哲也が別れ際に言った「母さんの命日に戻ってくるから」という言葉を信じて待ち続けるも、一向に帰ってこない。母親のお墓に手を合わせたいというささやかな望みさえ叶わないかりんは、あんずにお願いをする。「母さんに会わせて」
たった一つの願いから、地獄をも巻き込んだ土俵際の逃走劇が始まるんだニャ。
監督:久野遥子・山下敦弘
原作:いましろたかし『化け猫あんずちゃん』(講談社 KCデラックス 刊)
キャスト(声・動き):森山未來 五藤希愛
青木崇高 市川実和子 鈴木慶一 水澤紳吾 吉岡睦雄 澤部 渡 宇野祥平
制作プロダクション:シンエイ動画×Miyu Productions
脚本:いまおかしんじ 音楽:鈴木慶一 編集:小島俊彦
キャラクターデザイン:久野遥子 作画監督:石舘波子 中内友紀恵
美術監督& 色彩設計:Julien De Man コンポジット開発:Guillaume Cassuto
撮影監督:牧野真人 CG監督:飯塚智香 音響監督:滝野ますみ
実写制作協力:マッチポイント
撮影:池内義浩 録音:弥栄裕樹 スタイリスト:伊賀大介
主題歌:「またたび」佐藤千亜妃(A.S.A.B)
プロデューサー:近藤慶一 Emmanuel-Alain Raynal Pierre Baussaron 根岸洋之
製作:化け猫あんずちゃん製作委員会
配給:TOHO NEXT ©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会
公式サイト:https://ghostcat-anzu.jp/
公式X: / ghostcat_anzu
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