プーケット・パトンビーチに大量の死魚打ち上げ、地元住民は料理に活用も

タイ南部プーケットで最も多くの観光客が訪れるパトンビーチで2024年10月11日、何千匹もの死んだ魚が浜辺に打ち上げられるという異常事態が発生し、地元住民や観光客、関係当局に大きな衝撃を与えました。

強風と高波によって、さまざまな種類の魚が砂浜に散らばる光景が広がり、突然の大量死に対し関係者は原因究明に追われています。地元メディアによると、当局は現在、死因の調査を進めるとともに、打ち上げられた魚を食べる際には注意を呼びかけています。

一部の地元住民は、打ち上げられた魚を集め、自宅で料理に使う姿も見られました。中には、揚げ物や茹で魚、カレーなどの料理に利用したという報告もあります。また、漁師たちはできる限り多くの魚を集めようとしましたが、膨大な数に圧倒され、大きな魚のみを地元コミュニティで分け合いました。

関係者は「この出来事の原因を突き止め、地域社会の安全を確保するために全力を尽くしている」と述べ、さらなる調査を進めています。