タイ天然資源・環境省が2024年10月28日午前10時、、中国から新たなジャイアントパンダのペアを迎える準備に関する会議を主催しました。会議には、タイ動物園機構、チェンマイ動物園、国立公園・野生動植物保護局、外務省アジア東部局、予算局など関係機関の代表が参加しました。この準備は、2025年に迎えるタイと中国の外交関係樹立50周年の記念として、中国から新たなジャイアントパンダのペアを迎えるためのものです。
タイ天然資源・環境省の事務次官は、同省が新たなジャイアントパンダのペアをタイ政府を代表して受け入れ、両国間の友好を象徴する「善意の大使」として迎える準備が整っていると述べました。チェンマイ動物園では2024年1月30日、中国から貸与されたパンダの遺体を中国に返還し、20年間にわたるパンダプロジェクトの報告書を中国に送付しましたが、この10ヶ間で、中国側から新たなパンダのペアをタイに派遣することが正式に確認されました。
また、今回の新たなジャイアントパンダのペアの受け入れ準備として、タイ動物園機構には特別展示エリアの設計を指示しており、パンダの生活環境および展示環境が中国の基準に沿うよう調整されています。この展示エリアでは、タイ国民が再びジャイアントパンダを見られるようになる予定です。
