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タイ文化省は、タイの伝統的な祭である「ロイクラトン」を世界的な観光イベントへと格上げする計画を進めています。国際的な観光客の誘致を目指し、同省は関連する政府機関や民間団体と連携して、2024年の祭りを大規模に開催する方針です。タイ広報局が2024年10月30日に伝えています。
タイ文化省のスダーワン・ワンスパキットコーソン大臣が主催する会議で、政府の観光振興政策の一環として、文化的資産と創造経済の概念を活用し、国際的な影響力を高める「ソフトパワー」戦略が確認されました。11月に行われるロイクラトンは「タイ冬の祭り」プロジェクトの一部とされ、国内の主要な祭りを国際レベルに引き上げる試みです。
さらにタイは、このロイクラトンを国連教育科学文化機関(UNESCO)の「人類の無形文化遺産」への登録を目指し、準備を進めています。バンコク、チェンマイ、スコータイ、ターク、サムットソンクラーンなど全国の主要な都市や県で盛大なイベントが予定されています。
また、祭りの安全性向上に向けた取り組みも強化され、会場ではアルコール禁止や環境保全への配慮が強調される予定です。今年のロイクラトンは、国際的な観光客にとっても、より魅力的なイベントとなることが期待されています。
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