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プレー県で負傷したオオアタマガメ発見、治療後に自然へ返す予定

2024年10月27日 配信

©Wiang Kosai National Park

2024年10月26日(土)、オオアタマガメ(Platysternon megacephalum)がプレー県の国立公園内の渓流近くで負傷した状態で発見され、保護されて獣医クリニックで治療を受けました。



ウィェンコーサイ国立公園の公園長によると10月25日(金)、観光客のグループがメークンルアン滝付近の渓流の近くでこのカメを見つけたとのことです。このカメは絶滅危惧種で、観光客はカメがほとんど動かず、甲羅が割れているのを見つけました。観光客はすぐに公園の職員に知らせ、職員がカメを回収して治療のために約80km離れた町に連れて行きました。

職員は、このカメが落石によって甲羅が割れて負傷し、数日間食べ物を摂れなかった可能性があると考えています。

職員は3軒のクリニックを訪ねましたが、どの獣医も負傷したカメを治療した経験がありませんでした。しかし、4軒目のクリニックで甲羅が割れたカメの治療経験を持つ獣医に出会い、治療が行われました。

獣医によると、甲羅の割れたカメはかなりの痛みを伴っている可能性があり、治療中にも抵抗して逃げようとしました。甲羅の傷は清掃され、修復されました。また、抗生物質と鎮痛薬が投与されました。

カメは完全に回復するまでクリニックで保護され、その後、国立公園内の自然に返される予定です。

 

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