タイ深南部パッタニーで自動車爆弾が爆発、地区役場などに被害

南部のパタニー県パナーレ郡で2024年10月23日夜、自動車爆弾が爆発し、地区役場や警察署、複数のバイクに大きな被害が発生しました。幸いにも、負傷者の報告はありませんでした。各報道が伝えています。

パナーレの警察によると、爆発に使用されたピックアップトラックは盗まれたもので、武装集団が爆弾を仕掛けたとみられています。ピックアップトラックは、地区役場の隣の道路に停められていました。

この事件は、1ヶ月以内に不安定なタイ深南部の県で発生した2回目の自動車爆弾による攻撃です。1回目の事件は9月29日にナラティワート県タクバイ郡で発生し、2人の軍関係者が負傷しました。

また、同じく10月23日の朝には、ナラティワート県ラゲ郡で道路脇に設置された即席爆弾（IED）が爆発し、巡回中の準軍事組織レンジャー3人が軽傷を負う事件も発生しました。負傷者はすぐに病院に搬送され、治療を受けています。

安全保障アナリストによると、10月25日にタクバイ虐殺事件の時効が迫る中、反政府勢力がヤラー、パッタニー、ナラティワート各県での爆弾攻撃を活発化させているとみられています。

https://world.thaipbs.or.th/detail/car-bomb-detonated-in-pattani-/55175

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