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2024年10月16日、タイ南部ナラティワート県ウェーン郡のタイ・マレーシア国境近くの村で、希少なマレーバクが食べ物を探して歩いている姿が目撃されました。現地時間19時ごろにハーラー・バーラー野生動物保護区 の職員が住民からの通報を受け、確認しました。
目撃されたマレーバクは、地面に落ちたランブータンを食べながら、約1時間ほど村内で過ごした後、国境方面へ戻ったとされています。地元住民によると、このバクは1年以上前からタイとマレーシアの国境を頻繁に行き来していると考えられています。
マレーバク(学名: Tapirus indicus)は、東南アジアの熱帯雨林に生息する絶滅危惧種で、夜行性のため通常は人目に触れることが少ない動物です。彼らは水辺を好み、葉や果物、竹の芽などを主食とします。独特な姿を持ち、象のような短い鼻、ぽっちゃりした体、短い足が特徴です。
マレーバクは、タイ国内の法律および国際条約CITES(ワシントン条約)の附属書Ⅰに記載されており、厳重に保護されています。
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