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タイ観光警察は2024年10月17日、タイ東部パタヤの高級リゾートの偽予約ページを作成し、観光客から金銭を騙し取っていた詐欺グループのメンバー2名を逮捕したと明かしました。
10月12日、タイ観光警察本部は、全国の観光警察に対して違法行為の取り締まりを強化し、観光業の信頼を守るためのキャンペーンを実施するよう指示しました。これは、ハイシーズンを迎えるにあたり、観光客の安全と財産を守るための措置の一環です。
今回の捜査では、以下の2名が逮捕されました。
容疑者1: 30歳女性
容疑者は、SNS上に偽のリゾート予約ページを作成し、宿泊予約を装って被害者から約3,200バーツを騙し取ったとされています。被害者は、宿泊ができないことに気づき、詐欺であると判断して警察に通報しました。その後の捜査により、容疑者はチョンブリ県で居住していることが判明し、逮捕に至りました。
容疑者2: 27歳女性
この容疑者も同様に、偽のリゾート予約ページを通じて観光客から約4,000バーツを騙し取ったとされています。被害者がリゾートに関する問い合わせを行い、予約金を支払った後、連絡が途絶えたため詐欺と判断し、警察に届け出ました。捜査の結果、容疑者はサムットプラカーン県で逮捕されました。
さらに、2023年3月には、パタヤのラン島にあるホテルが同様の手口で詐欺被害があり、偽のFacebookページを通じて多くの観光客が誤って予約し、金銭を騙し取られていたことも判明しています。
観光警察は、観光客や市民に対し、類似の手口に注意を促すとともに、違法行為の情報提供を求めています。情報提供は、観光警察の公式ウェブサイトや専用アプリ、またはホットライン1155で24時間対応しています。
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