韓国人がタイの刑務所からライブ配信「お金を渡したので、誰も私の電話を取り上げない」と発言

タイの刑務所のイメージ

韓国のJTBC Newsは2024年10月14日、タイで麻薬関連の容疑で逮捕された40代の韓国人の男が、護送車内や刑務所からYouTubeでライブ配信を行ったことで、物議を醸していると報じました。

報道によると、この韓国人の男は、2023年12月に覚醒剤をコーヒー箱やビーズクッションに隠してタイから韓国に密輸しようとした容疑で、2024年10月3日にタイ東部チョンブリ県バンラムン（パタヤ）で逮捕されました。

逮捕後、韓国人の男は反省するどころか、護送車内からYouTubeのライブ配信を開始。配信中にタバコを吸いながら、「タイまで来て刑務所に入ることになったが、応援してくれる皆のおかげで勇気が出る」とコメント。さらに、パタヤの海を映しながら「刑務所から逃げ出しそうになった」と冗談を言い、視聴者にチャンネル登録や「いいね」を促しました。

その後、韓国人の男は外国人刑務所からもライブ配信を続け、共に収容されている囚人を紹介しながら、「この子は5人を刺した」と紹介。また、自身の銀行口座を公開し、視聴者に支援を求める場面もありました。

韓国人の男は、タイの刑務所で自由に行動できる背景として「お金を払っているから」と説明。「ここではお金を渡したので、誰も私の電話を取り上げない」と語り、刑務所内でも携帯電話を自由に使える状況を自慢していました。

この韓国人の男は、過去にも売春の仲介や性売買促進サイトの運営に関与し、複数の犯罪歴があることが判明しています。