タイ警察、「極地まで追うサメ作戦」で15年逃亡中の殺人容疑者を逮捕

タイ中央捜査局（CIB）は2024年10月15日、殺人事件の容疑者を15年にわたる逃亡の末に逮捕することに成功したと明らかにしました。「極地まで追うサメ作戦」と名付けられた作戦は、全国をまたぐ大規模な捜査の一環として行われました。

逮捕された容疑者は、2009年にロッブリー県で男女関係のもつれから発生した殺人事件に関与していたとされています。容疑者は仲間と共に、2人の被害者をナイフで殺害したとされ、その後、ナコーンパノム地方裁判所から逮捕状が出されていました。

長期間にわたる逃亡中、容疑者はロッブリー県やカーンチャナブリー県で潜伏していたとみられますが、警察の継続的な捜査により、カーンチャナブリー県サイヨーク郡で日雇い労働者として身を隠していたことが判明。最終的に、警察はその潜伏先を突き止め、逮捕に至りました。

「極地まで追うサメ作戦」という作戦名には、おそらく、サメのように容赦なく標的を追跡し続ける警察の姿勢が込められていると考えられます。「極地」は、どんなに遠くても逃亡者を逃がさないという決意を象徴し、サメはその執拗な追跡能力を表しているのでしょう。おそらくです。

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