16歳少年が護身用に銃を所持、検問で発覚し逮捕

タイ警察は2024年10月13日深夜、16歳の少年が護身用として無許可の銃を所持していたとして逮捕しました。逮捕時、少年はナンバープレートのないバイクに乗っており、検問で不審な行動を見せたため、警察が捜索を実施したところ、タイ製の銃（全長20cm）と38口径の弾薬1発が足首に隠されているのを発見しました。銃口はスニーカーの中に入っていました。

警察の取り調べに対し、少年は「友人から銃を借り、護身用に持っていた」と供述。少年によれば、友人はナコンパトム県のバンレンに住んでおり、銃は1,000バーツで購入したものとのこと。また少年は「誰かを脅すつもりはなかった」とも述べました。

事件当時、少年はバンレンに帰宅する途中で、イルミネーションショーを見に行った友人たちとはぐれてしまい、一人でバンコクのボロムラチャチョンニー通りを走行中に検問に引っかかったとのことです。

警察は少年に対し「無許可の銃器および弾薬の所持」「正当な理由なく銃器を所持した」容疑を告知し、保護者を呼び出しました。保護者が到着後、少年の権利を説明し、捜査は法的手続きを経て進められています。