ペートンタン・チナワット首相、ラオス公式訪問の成果に満足

©タイ広報局

ペートンタン・チナワット首相は、2024年10月8日にラオス人民民主共和国を初めて公式訪問し、ソネサイ・シファンドン首相、トーンルン・シースリット大統領（ラオス人民革命党書記長）、およびサイソムポーン・ポムビハーン国会議長と会談したことに満足していると述べました。

ペートンタン首相によれば、今回の訪問でタイとラオスは、以下の5つの優先課題に協力して取り組むことを合意しました。1) 麻薬の違法取引、2) オンライン詐欺、3) 人身売買、4) 国境を越えた煙害、5) メコン川の水資源管理。

また、両国は経済協力を強化し、特に貿易と投資を通じてメコン川沿岸地域の人々の生活条件を改善することで合意しました。さらに、観光分野での協力強化や、タイ・ラオス人材開発プログラムに基づく公衆衛生分野での協力も進められます。

労働協力に関して、ペートンタン首相は、タイは外国人労働者を必要としており、ラオスの労働者が適正な手続きでタイに入国できるよう、ラオス政府と協力を促しました。

また、ペートンタン首相は、最近の洪水で被害を受けたラオス国民に対し、深い懸念とお見舞いの意を表明し、タイからの支援物資がラオスの復興に寄与することを述べました。

2025年には、タイとラオスの外交関係樹立75周年を祝う記念活動が行われ、両国の市民が参加するさまざまなイベントが予定されています。

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