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韓国の江原道(カンウォンド)平昌(ピョンチャン)で2024年10月4日、タイ人労働者2名が、ビニールハウス内で亡くなっているのが発見されました。警察は一酸化炭素中毒の可能性が高いと見ています。
事故が発生したのは10月4日朝7時ごろ。平昌郡珍富面(チンブミョン)の農場にあるビニールハウス内で、タイ人の60代男性と50代女性が死亡しているのが確認されました。2人は、ネギの収穫を手伝うために韓国に滞在していた労働者でしたが、彼らは自治体が管理する季節労働者ではありませんでした。
亡くなった2人は、近隣に設けられた労働者用宿泊施設には泊まらず、ビニールハウスで寝泊まりしていたと見られています。当時、ビニールハウス内では小型のガスストーブが使用されており、警察は一酸化炭素中毒による死亡と推定しています。
事故当時、江原道山間部の気温は0度近くまで下がっており、現場の最低気温も7度程度だったため、寒さ対策としてガスストーブをつけたまま就寝したと見られています。警察は、2人の入国や就労の経緯について調査を進めるとともに、正確な死因を特定するために解剖を行う予定です。
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